IS02のauデータ回線をレジストリで無効にする

現在、レジストリ情報を削除しても、HKEY_LOCAL_MACHINE\Comm\ConnMgr\Destinations以下のレジストリが再起動後に復活し、再びダイアルできるようになってしまうことが確認されています。この記事を読んで設定をした方は十分注意するようにお願いいたします。

コメント蘭で情報提供していただいたのりさんに感謝致します。

※ちなみにNS001Uを挿した状況でダイアルしようとすると、私の環境ではNS001Uの方が優先されるようです。

普段はauのSIMカードを抜いて使っていたんですが、某先輩に「レジストリいじればIS NETの設定削除できるよ」と言われたので自分でちょっとレジストリを調べてやってみました。
そもそも何故レジストリから消さないといけないかと言うと、接続の詳細設定からIS NETの設定は消せないように設定されているからなんです。これを消せればどうやってもauの回線でパケット通信をすることはできなくなります。但しアップデート等ができなくなる可能性があります。しかも電話は普通につかえるので電波ONにしておけば受け専用回線としても利用可能です。(WILLCOMが使えない場合がある私には便利です)

【注意】以下で説明する事項はすべて自己責任で行って下さい。レジストリの編集はそれなりのリスクを負います。端末が起動しなくなる恐れもあります。またうまく設定できずにauの回線を使用してしまい予期せぬ請求が来てしまったりしても、当方は一切責任を負いません。
まぁでもこんなことする人は玄人でしょうからそんな心配は要らないと思いますが・・・

http://www2r.biglobe.ne.jp/~tascal/download/pocketpc/tre.htm
まず上記のURLからTREというレジストリエディタを導入します。
ダウンロードして解凍したらARM版(TRE.arm.CAB)をIS02にコピーしてインストールしましょう。
ここで導入は完了したものとします。

次にIS02でTREを起動してレジストリを削除します。万が一の時のために予めレジストリのバックアップをとっておくといいかもしれません。ここではその説明は割愛します。
まず上のツリーから「HKEY_LOCAL_MACHINE\Comm\ConnMgr\Destinations」を開いてください。そこに「IS NET/au.net」と「IS NET/au.net フィルタON」という項目があると思うので、それを選択して両方削除してください。


次に「HKEY_LOCAL_MACHINE\Comm\ConnMgr\Providers」を開くと、英数字の羅列のフォルダが幾つかあります。その中から「IS NET/au.net」と「IS NET/au.net フィルタON」の入っているフォルダを見つけて削除してください。
私の場合は上記画像で開いているフォルダのように、上から二番目の{7C4B7A38-5FF7-4bc1-80F6-5DA…というフォルダごと削除しました。

記事の頭にも書いたとおり、上のやり方だとレジストリが復活することが確認されています。そこで、「IS NET/au.net」と「IS NET/au.net フィルタON」の中にある[Enabled]というキーの値を[1]から[0]に書き換えて下さい。3回ほど再起動しましたが、私の環境ではこれで回線を殺すことが出来ています。ただ、何かの拍子で復活することも十分考えられるので注意してください。

以上で設定は終わりです。ダイアルアップしようとしてもできなくなっているはずです。
私は初め「HKEY_LOCAL_MACHINE\Comm\ConnMgr\Destinations」の中身だけ消して試しにダイヤルしてしまい、普通にダイアルされてしまって焦りましたw
これで安心してIS02はSIM有り運用できそうです。

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